複雑系静電気ダイナミクス研究委員会

委員長:佐藤岳彦(東北大学)
幹事:立花孝介(大分大学)、Liu Siwei(東北大学)

設置期間

2024年1月〜2025年12月

目的・内容

静電気に起因する静電気災害や静電気障害は爆発や火災を伴う事故や液体災害、粉体災害などの事故原因となるだけでなく、半導体デバイスや電子回路の損傷の原因となるため、災害や障害への様々な対策が成されてきた。一方、静電気を用いた空気清浄やプラズマなどによる環境浄化・医療応用・材料処理・エネルギー創生など、積極的に利用する手法も精力的に研究が進められている。しかしながら、静電気を利用した応用において、帯電や中和、電荷移動などの現象については未解明の機構が多い。また、帯電が起こる機構も多様で、静電気で一般に知られている固気液界面の接触・剥離・誘導・摩擦帯電の他、コロナ帯電、熱電効果、レナード効果、光電効果などにより電荷が発生することが知られている。今後の産業応用を飛躍的に発展させるためには、物質中ならび物質界面で起こる帯電や中和、電荷移動に関わる現象とそれに伴う化学反応や電気流体力学などの現象まで包含した複雑系でのダイナミクスについて理解を深める必要がある。

そこで、本研究会では、幅広い分野からの視点を取り入れ、新たな「複雑系静電気ダイナミクス」に関する研究領域を創出することを目的とする。具体的には、「複雑系静電気ダイナミクス」に関わる現象の理解の他、評価方法の調査研究や産業応用の発展を目指す。本研究委員会は、国際的な視点も取り入れるため、海外研究者を委員や招待講演者として招聘し、国際交流の活性化も図る。

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